飲み屋で仲良くなったおじさんに養老孟司を勧められた話
私にはよくいく飲み屋さんがあるのですが、そこで仲良くなったおじさんに「教育者なら養老孟司さんの講話を聞くべきだよ」と熱く語られたことがあります。
養老孟司さんは解剖学者で、様々な講話をされています。その中で、図画工作、体育を科目としてわけるのは間違っているという話がありました。
学習の目的とは、何かを作り出すためにある。つまりは表現のための勉強というわけです。
ですが今は、国語、算数といったインプット、図画工作、体育といったアウトプットが科目によってはっきりと分かれている。本来の学習の目的とズレが生じているのです。
そして講話は、表現方法の話に発展していきます。私は「表現には規範がある。」と言う言葉に強く感心しました。
表現の一例としてオシャレがあります。
近頃の大学生はこぞって髪を染める。大学生は髪染めはオシャレの基本だ。というのです。
一方で上半身裸でバンダナに孔雀の羽を差し込んだアフリカンスタイルは受け入れられ難い。
オシャレは自由といっても基本が存在し、これに逸脱するとオシャレでなくなる。
無意識下での規範が存在するのです。
就活生で就職に悩んでいる方。そうでない方も当ブログのひとつ前の記事を見てください。
就活にも規範があります。
規範を知っていれば掴めていたチャンスも、知らないままでは逃してしまうこともあります。
当ブログでは幸いにも就活の手助けができます。
詳しくは前記事まで。